プロになるためのweb技術入門を読んで 1-1
WEBの起源と普及について
こんばんは。
今日から本格的に学んだことをアウトプットしていきたいと思います。
今回は
- そもそもインターネットって?
- WWW誕生
- WEBブラウザの祖先 NCSA Mosaic
の流れで書いてきます。
ってことでWEBの歴史を簡単に書いていきたいと思います。
個人的に大学に入ってから物事の起源を知ることが好きになったので、読んでいて楽しかった〜
そもそもインターネットって?
インターネットを一言でいうならば「世界中のコンピュータを相互に接続し、通信できるようになったネットワーク網」ということ。
ポイントは「相互に接続」と「ネットワーク」
相互接続は電話をイメージすると、わかりやすかったです。お互いに電話回線で繋がっているおかげで音声のやりとりできます。コンピュータも似たような形で繋がっていて互いに情報のやりとりができます。
そしてネットワークは英語にすると「network」この意味として「網目状のもの」があります。これでイメージできたと思いますが、要は、インターネットというものは「コンピュータ同士の繋がりを網目状のように広げていったもの」なのです。
それに、インターネットも英語に変換すると「internet」。このinterは「〜の間に」、「相互」という意味があります。先ほどの「net」の意味も合わせるとまさに名前で意味を表してますね。わりと、英単語になおして分解したらわかりやすいかもしれません。
WWWの誕生
そもそもはじめにインターネットの原型ができたのが1969年(もっと古いと思ってた。)それから20年の間は大学の研究機関でしか使われなかったそう。というのも理由が二つあり、
一つ目が「インターネットの利用コストが高かったこと」
二つ目が「利用用途がメール交換やファイル共有など地味だったこと」
例えば、10万円の全然吸わない掃除機があったとして、誰も買いませんよね? 100均でホウキを買いに行くと思います。ということで、あまりコンピュータに縁のない人にとっては縁のないものでした。これを変えるきっかけにとなったのが「WWW」と「NCSA Mosaic」です。
「WWW」正式名称:World Wide Web。僕らが「Web」と言っているものですね。
まずは「WWW」から、
これは意外にも素粒子物理学研究所からできたもので、当時、研究者同士が実験結果を世界中で共有しようとしましたが、既存の電子メールなどでは凄く効率が悪い。そんな中で「もっと良い方法がないのだろうか」と考えた結果、欧州原子核研究機構のティム・バーナーズ=リー博士が開発したのが「WWW」でした。
じゃあ、具体的な仕組みはなんなのかということですが、主な仕組みとして「HTML」,「Hyper Text」,「Hyper link」があります。
「HTML」: 正式名称 Hyper Text Make up Language. 簡単にいうと、文章や写真や図などをテキストファイルで表現できるようにしたものです。これで僕らがいつも見るwebページは作られています。
「Hyper Text」: これは文字通り、「高機能なテキスト」です。具体的にいうと、テキストの中にリンクを埋め込むことにより別のページへ移動することが可能になりました(これがHyper link)。
そしてネットワーク上でリンクされたHyper linkの繋がりがあたかも蜘蛛の巣(Web)のように見えることからWorld-Wide-Webと名前がつけられました。
Webブラウザ「NCSA Mosaic」
普及のきっかけとなったもう一つのものとして「NCSA Mosaic」と呼ばれるWebブラウザがあります。
WWW登場によって、情報の相互伝達速度は上がりましたが当初のWebブラウザは今のように画像や動画がある華やかなものではなく、テキストだけで表されたもので、まだ地味なものでした。
それを現代のように文字や画像を混在したWebページの表示ができるようにししようと、イリノイ工科大学の米国立スーパーコンピューター応用研究所に所属していたマーク・アンドリューセンらによって1993年に開発されたのがNCSA Mosaicです。
さらに1990年代後半から2000年前半にかけて、コンピュータの性能の向上と低価格化やネットインフラの向上によりどんどん普及していきました。
そして Mosaicをベースにして改良を重ねて今のIE(Internet Explorer)が登場してきました。
いやー、これはもっと詳しく調べられそう。
次回はWEBを支える技術について書いていきます!